師走の候。
「夜ご飯何か食べたいものある?」
という私の問いに、
「やっぱりしゃぶしゃぶとか鍋とか(*´ω`*)」
相も変わらず「やっぱり」の前後が意味不明な母の言葉を受け、しゃぶしゃぶを食べに。
この日はしゃぶしゃぶ食べ放題で飲み放題なのに、不覚にもお腹に余裕が無く、食べられずお酒もあまり飲めず。
何か調子が悪いのでは?
いや、ただまだお腹が空いていなかっただけなのでは・・・。
ん?
そもそもしゃぶしゃぶ気分ですら無かったのでは?
今はちょうどイルミネーションやってるから、じゃー歩きながら見て帰ろうか、という事に。
私は、無目的にしかも他人と並んで相手のペースに合わせて歩くのが苦手なだけであって、自分1人ならかなり歩く。
歩くというか、散歩以上ジョギング未満。
定義的にはこんな感じ。
散歩<ウォーキング< me <競歩<ジョギング<ランニング
しかーし。
少なくとも若干のお酒を飲んでる母とこの「meペース」で歩くのは色んな意味で危険なので、たらたらお散歩レベル。
つまり、カップルや観光客だらけの夜のイルミネーションロードを、女二人でキャーキャー言うでもなく、踏みしめながら歩いたのである。
ここ数年で気付いたのが、私が感動する景色的なものは、海と夜空。
だけ・・・。
無理矢理合成すると、夜に海で見る空?
暗いな・・・。
でもイルミネーションは綺麗だった。
イルミネーションだしね。
ほーら。
あっ、キレイっ☆
翌週、これまた師走の候。
レンコンが届きました。
というか、母の知人が母に送ってくださったのだそうな。
お名前を存じませんので、仮に「はっさん!」と呼ばせていただきます。
(蓮根→蓮の根→ハス→はっさん!)
そりゃもう、たぁーっくさん。
ほーらっ。
と、この写真だけ母から送られてきても、日頃レンコンと触れ合う機会があまり無い私にはどのくらいの大きさでどのくらいの量なのかわからず。
”なんか比べられるものと一緒に写真取ってくれる?”
と返信すると、次の写真はこれ。
うーん・・・。
タバコケース。
比較って言われても、すぐ手元にあるのはいつだってタバコ・・・。
話は少し逸れて、母のお弁当のおかずリクエストに度々上がる鶏ハム。
実はこれ、私は自分で食べたのはほんの数回の数個だけ。
が、頭の中の整理をするために狭い狭ーいキッチンに立つ私は、一度の鶏ハム作りに最低でも鶏肉2枚。
多い時は2kg。
の肉を、三日掛けてハム化する。
この製作過程を、母は未だに理解してないみたいだけど。
ていうかそもそも知ろうともしてないんだけど。
下味漬ける→寝かせる→加熱→冷ます→1cm幅に切って1個ずつラップで包む。
途中で作ってた事を忘れると、当たり前だが腐る。
うむ。
で、加熱→冷ますの過程で出る鶏の出汁。
ゼリー状になってて普段は廃棄してたんだけど、「それ捨てないで」との悲鳴を受注。
※全国区に発送してるので
捨てないではいいけど、はて。
どうやってこれを送れば良いのだろうか。
という自問自答は解決したので、レンコンに戻る。
母は人参は馬の餌だと思っている。
から、人参が入らないレンコンの・・・
まずは煮物?
鶏ハム作りと並行して、レンコンの鶏出汁煮。
これは戴き物なので、私も少しいただきました。
レンコン美味しかった•́ε•̀☆
はっさん!ありがとう!
そしてそして。
最近の母のお気に入りおかずのひとつ、「いも」
じゃがいもを何度か発送する事があり、箱に入り切らず残ってしまったじゃがいもをどうにかしようと、切り刻んで丸めて焼いたのが始まり。
これがまた、母が超絶に気に入った。
「ねぇもう芋ないの(´・ω・`)?」
・・・・・・。
私はじゃがいも農家じゃあるまいし。
買わなきゃ無いし、作らなきゃ無いでしょう。
じゃがいも買って、切って切って焼いて、また切って個別包装。
回数を重ねる毎に、私のいも焼き技術も進歩してだんだん上手になってきた感がある。
しかーし。
私は芋類は食べない。
喉詰まるから。
こんな事をずーっとやっていると、いつもなら母が花ちゃんとのお散歩中に取りに来るものである。
が、時刻は深夜2時。
来る訳がない。
花ちゃんの事が大好きな会長は、まるで私が嘘をついて騙したかのような不機嫌具合。
「ずっと料理してるから花が来ると思って待ってたのに・・・」
「ねぇまだ芋あるーっ(*´ω`*)?」
無いって・・・。