いつもの日曜日。母とのランチから始まる日曜日である。
前日の土曜日は私のプライドを掛けた、ごく個人的な真夜中の真剣勝負があったので、3時間弱しか寝ていない私。
確実に睡眠不足を感じつつ、約束の時間ピッタリにランチへ。
店は・・・
ランチの店の説明はもうやめとこっかな。
二択だし。
少し前に、少し早いすごく実用的なクリスマスプレゼントを母に贈った。
ま、何か渡す時は全部プレゼントみたいなもんなんだけど。
Amazonの電子書籍リーダー「Kindle」と、Amazonタブレット「Fire」
これと→Kindle
これ→Fire タブレット
私たちの共通の趣味のひとつとして、読書というものがある。
主にというかほぼ全て、私が買って読み終わった本を母に渡し、母が読み終わって邪魔になると返却されてくるという、超画期的なシステム。
これじゃ本棚いくら増設しようが売ろうが追いつかん(つд⊂)
という事で、まず私が電子書籍デビューしてみた。
本は紙だよ、紙。
電子書籍なんて本じゃないよあんなモノ。
と豪語していた私が、Kindleで本を読んでみて、
「軽いし字の大きさ変えられるし、
な・・・
なんて便利なんだ・・・」
と思ったので、画期的なシステムからの脱却を目指して、勝手に母にも買ってプレゼント。
先日早速Kindleを使い始めた母が、いつもの様に我が家に晩ごはんを食べに来た時に言った。
「あれさ、キンドレいいわーっ(*´∀`*)」
・・・・・・。
「きんど・る。。」
確かに綴りだけ読めば、キンドレ?
Kindle・・・キンドレ?
話を戻していつものランチ中、そのKindleの話になり、
「やっぱりさー、キンド・・・」
「る。」
「キンドル便利だわっ!
字大きくできるから読みやすいのさっヾ(*´∀`*)ノ
それにさっ、今までわからない字出できたら飛ばしてたしょ?
それがこーやってチュってしたらちゃーんと辞書で意味わかるのさーっヾ(*´∀`*)ノ」
飛ばしてたんかい((;゚Д゚)!!
と思いつつも、突っ込みポイント多すぎのためスルー。
少し脱線します。
私の仕事仲間の1人が今、「恋人探しの東南アジア1人旅」に行っている。
しかし恋人はそう簡単に見つからない様で相当ヒマらしく、毎日飽きもせず旅日報を送ってくる。
彼はとても優秀なプログラマーで、頭も良い。
教養としての頭も良いけど、地頭が良い。
そして彼はミケという名のチワワを飼っている。
仕事以外の部分では、それで生きていけるのか?と思うほどの変人ぶりを発揮し、だいたいチワワにミケって名付けるか?と疑問は多々ある。
「うちのミケが~」って聞くと、ん?三毛猫でも飼ってるのか。と、普通は思う。
面倒だからまとめちゃうと、天才的に仕事が出来る優秀なバカ。
たくさんの偶然が重なって、今は彼も含めた5人で私は仕事をしている。
個人のとは別で。
それぞれが個々の分野での技術を認め合い、今に至る。
しかし、みんな何か・・・、
何かちょっと、少し(?)変な人たち。
で、母が今Kindleで読んでる本が、IT関連の技術者になりそうな(本人談)人の物語だかフィクションらしく、
「まだ途中なんだけどさ、そのあんたの仲間が書いてんじゃないかと思ってさー」
と。
そんな訳は無いんだけど、しかも結局どんな本なのかよくわかんなかったけど・・・。
「確かにちょっと変わった変なヤツだけど、仕事はできるからねぇ。
みんな。
まーみんなちょっと変人気質なとこも・・・」
と私が言いかけた瞬間、母が壊れた。
「だひゃっ・・だ・・だか・・
あなたもす・・・
ふふぃふぃっふぃっふぃっヘ(゚∀゚ヘ)」
(笑いすぎて何言ってんのかわかんない)
「だひょっ・・・
みんな・・・
ひーぃっひひひひっ( ゚∀゚ )!!」
(もう全然わかんない)
10分近くも、涙が溢れるほどに大爆笑しながら母が言いたかった事は、
「あなたも含めてバカ天才なのよ( ゚∀゚ )
で、なんだっけ?」
「もういいよ・・・」
さてさて。
12月23日は、毎年弟の誕生日です。
年ごとに違う誕生日ってのも聞いた事ないけど。
その弟の誕生日プレゼントを買うために、母とお買い物へ。
私には「しゅっしぇ払い(出世払い)でお願いします」と飄々と言う母だが、息子のプレゼントとなると気前が良い事この上ない。
愛犬のおやつの、千円を渋る母が。
無事にプレゼントを購入し、若干人酔いしながらも、いつものカラオケへ。
この日ふたつ目の大事件が起きた。
母には常に練習中の課題曲がある。
本番がない延々と続く練習曲。→練習曲の話
その中のひとつに、竹内まりやの「心はいつでも17才」という歌がある。
母の生声を聞かせるには心の準備が必要なので、とりあえず詩はこんなの→心はいつでも17才
この最後のところを、母は自分の年齢に変えて歌い、楽しく終わる一曲。
んが。この日。
「でーもーほんとはー
ほんとはー
ほんとは
・・・・・・フフぉっ!」
(;゚Д゚)!!?
牛乳飲んでた私、吹き出す。
お母さん・・・
自分の年、ワスレテル・・・?
そして夜。
「どうする?」
「うーん。松田聖子にするか。」
(意味がわからなければコチラご参照を。
チーズ写真追加しましたー!→松田聖子)
お店に電話すると、日曜なのに珍しく混んでるらしく、初のカウンター席。
私と母には、特に決めた訳じゃないけど決まった座り位置がある。
対面で座る時の場合は説明が難しいけど、並んで座る時は、必ず、そう。
必ず、母左。私右。
カラオケでも必ずそう。
カラオケで2人横並びかいっ(-_-)
と思うかもしれないが、画面が正面に無ければ歌えない母は、ソファーもテーブルも動かし正面になる様、勝手に移動する。
すると、必然的に横並びに。
もちろん、帰りは元の配置に戻すけど。
で、カウンターにおもむろに座った私たちは、いつもと並びが逆な事に違和感を感じ、座って5分で並び替え。
うん。
しっくりくーるー。
三度目の正直という言葉があるが、
二度ある事は三度あるという言葉もある。
やはり、この日3つ目の事件が起きた。
私は匂いフェチ的な面があり、お香や香水、アロマオイルやら何やらと、香りグッズが地味に好き。
しかも一度気に入ると、余程の事がない限り同じものを使い続ける。
今はお気に入りの香水に出会ってしまって10年以上経つので、それまで試しに買ってみた香水たちが、一気にオブジェ化した。
ので、数年前に母に全部あげた。
捨てるよりいいかなーと。
はい。ここから事件が起きます。
母:「私、香水欲しいんだよねー。
前にもらったやつで、仕事の時はもったいないからつけてないけど、好きなやつあるのー(*´∀`*)」
「ん?どれの事だろ。どんなやつ?」
「名前わかんない・・・
帰ったらスペル送るわっ(^O^)」
「いや、スペル送らんでいいから写メ送って・・・」
というのが昼の会話。
夜、別の話題からお店のアンケート用紙の裏紙で、私の落書きお絵かきが始まった。
ついでに母に、
「その香水ってどんなボトル?ちょっと書いてみてくれる?」
と頼んで、返ってきたボトルの絵が、
コレっすよ、コレ。
あの、とか、あれのほら、で母語を大体は理解できる私でも、
これは・・・・・・
何?
分銅?
理解不能レベルMAX・・・
もう一回、リトライ。
「ねぇ。もう一回本気出して書いてみてくれる?」
母は本気出した。
時間も倍かかった。
で、どうなったかって?
うん。
こうなった。
・・・・・・・・・・・。
同じにものに見える?
かもしれない。
じゃあ、これを見て欲しい。
本気出したら、
本気出したら・・・
大っきくなっただけだったー( ;∀;)
母は言った。
「私は絵より書道家肌だから(*´ω`*)」
それ以前に、何か別の問題な気がするけど。
ちなみに実物はこれでした。
ブルガリ プールオム
まぁ似てるっちゃー似て・・・
ないよ( ;∀;)!!