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素敵な休日

金と緑とフルコースの巻

免許の更新に行ってきました。

母の。

 

 

国道しか道がわからない母の、ナビ代わりに同乗。

 

 

車にナビを付けても母はナビの言う事に耳を傾けようともしないし、そもそも私がナビを必要としないので、自ら人間ナビを買って出たのである。

 

 

「30分だからすぐ終わるからっヾ(*´∀`*)ノ♪なんてったってゴールドだからねっヾ(*´∀`*)ノゴォールドーッ(・∀・)!」

 

 

運転免許を取ったからには、死ぬまでに一度くらいゴールドの証は残しておきたいものだ。

 

 

ちょうどいい時間に免許更新センターに到着し、母は満面の笑みで屋内へ消えて行った。

 

 

更新センターは日曜の昼間とあって駐車場も混雑しており、天気も良く日差しが強い。

 

 

にも関わらずほぼ山の中にあるので、日差しを遮るものが無く、よって日陰も無い。

 

 

手続きに30分。

講習に30分。

発行に15分と考えて、約1時間半、か。

 

 

どうする・・・。

 

 

暑いぞ、車内・・・。

 

 

客待ちか昼寝してるのか微妙なタクシーが、フロントガラスに貼ってるあの日除けシートが欲しい。

 

 

貸してくれないかな。

 

 

くれる訳ないな・・・。

 

 

おっ。

 

 

かなり車高の高いキャンピングカー発見!

 

 

あの日陰に止めれば、、

 

 

おー。

日陰確保ぉぉぉ!

 

 

と、10分後。

 

 

キャンピングカー去る。

 

 

・・・。

 

 

私は、とてつもなく暑さに弱い。

 

 

暑さに耐えられないからという理由だけで、夏場は南方への出張は入れない程である。

 

 

その上すこぶる代謝が良いので、動かなくとも汗が流れる。

 

 

5〜6年前までは35度前半の低体温で、氷像のように生きていた。

 

 

そこで自分なりに体質改善を試みてきた末、基礎代謝が上がりすぎ、氷点下の外出時にコートを忘れるという、現在のアマゾネス体質に至る。

 

 

この壊れかけた地球に、もう涼は訪れないのだろうか?と、常々思うのである。

 

 

とてつもなく暑さに弱い私だが、とてつもなく忍耐強くもある。

 

 

この待ち時間を考慮して本を持参していたので、駐車場内日陰探しツアーは諦め、微かな木陰に車を止めてジリジリと読書。

 

 

予想通りの約1時間半後、母からメール。

 

 

”終わった”

”入り口前行くよ”

”はあ”

 

 

「はあ」って・・・

 

 

「はい」って打ちたかったんだろうけど、「はあ」なら送らない方がマシな気もする。

 

 

「すっごい写真になったわっ(´;ω;`)これが何年も身分証だと思ったらゾッとするわーっ(´;ω;`)!!」

 

 

次回更新の5年後までその証明写真が有効なんだから、5年後にビフォー・アフターを比較したらもっとゾッとするだろうに。

 

 

と、心の中で私は呟いた。

 

 

時刻は13時。

 

 

母の体内時計が空腹を知らせ、食糧補給の為、目に入ったファミレスにin.

 

 

そうそう。

 

 

私がわざわざ人間ナビを買って出たのは、夜、母が兼ねてから大騒ぎしてしていたGReeeeNのライブがあるからなのである。

 

 

つまり、出掛けるついで。

 

 

「何時に入れるの(*´ω`*)?」

 

 

「16時開場の17時スタートだって」

 

 

「じゃーあー、2時半に行けばいいかっ(*´ω`*)♪」

 

 

「早いよ(゚д゚)!」

 

 

と、ウダウダしていると一旦帰宅したのが15時半になったので、お互い着替えて会場に着いたのがちょうど16時頃。

 

 

私の夜遊び全盛期はクラブ遊びだったので(深夜0時頃に行き朝8時頃に閉め出される、DJ何とか〜みたいなライブ)、こういう普通のアーティストの普通のライブは、恐らく生まれて3回目。

 

 

会場前には中高生かもっと小さな子ども達と、母と同世代ぐらいの保護者の様な方々や、友達同士であろうオバ・・・

もとい、お姉さま方が大多数。

 

 

私ぐらいの年齢の中間層が、とてつもなく少ない。

 

 

これは、、

アウェー??

 

 

一応整理券番号順に並んではいるものの、かなりの行列。

しかも、機材トラブルだとかで開場遅れとの事。

 

 

16時と言えども、炎天下である。

 

 

幸い日陰に並んでいたが、外気と人の熱気とで意識がフワッとしてくる。

 

 

「入る時間遅れてもTシャツとかちゃんと買えるかなぁ(´;ω;`)?」

 

 

さすが母である。

 

 

心配しどころが違う。

 

 

Tシャツ・・・。

 

 

そうこうしているうちに、およそ20分遅れで会場開場。

 

 

入り口でドリンク引換券を買わされ、500円の超高級ペットボトルの水を購入。

 

 

500mlペットなので、実に1ml=1円という、砂漠のオアシス級に感謝しながら飲むべき水である。

 

 

そして母念願のTシャツを買いに。

 

 

「このTシャツってどんなのなの(*´ω`*)?」

 

 

「えーっ!!Sしか無いのっ(´;ω;`)!?  Sじゃいくらなんでもキツいよねぇ?」

 

 

「じゃあ一緒にこっちの黒いやつにしよう。サイズあるから」

 

 

「わかったっ(・∀・)☆

あとうちわも欲しいのっ(*´ω`*)♪うちわってどれになるの(*´ω`*)??」

 

 

グッズ販売のスタッフの姉ちゃんも大変。

 

 

ライブ会場のグッズ売り場で、デパ地下の様にこんなにゆっくり買い物されてちゃたまらんだろうに。

 

 

そんな姉ちゃんの気も知らぬ母は、

お土産は何がいいかなぁ(*´∀`*)?」

 

 

長い・・・。

 

 

どうにかお買い物を終え、Tシャツを着替えてライブスタート!

 

 

結論から言うと、楽しかった。

 

 

何でも全力で楽しむのが私のモットーなので、隣で微動だにせず目に涙を浮かべながらステージを見つめる女の子がいようが、子どもの様にはしゃいで来た。

 

 

真後ろから、時々聞こえる母の歌声をシャットダウンしながら。

 

 

2時間ちょっと、立ちっぱなし。

その前に小一時間、外で立ちっぱなし。

 

 

足パンパンで、木の幹でも引きずってるかの様でございまする…_| ̄|○

 

 

「楽しかったねー」

 

 

「ねーっ(*´∀`*)!すっごい楽しかったっ(*´∀`*)!!これなら本人いなくても価値あるわっ(*´∀`*)!!

来年も私行くわっ( `・∀・´)ノ」

 

 

・・・・・。

 

 

そう。

 

 

母は早い。

 

 

そして多分、来年もチケットを買うのは私であろう。

 

 

「たまに焼肉もいいよねっ(*´∀`*)♪」

 

 

という事で、GReeeeN.Tシャツ着たまま、目指すは焼肉屋。

 

 

朝までやってるお店で、私が昔空腹で飲んだ帰りの明け方、カルビとサガリを連打しながら、更に飲んでいた店である。

10年以上前のお話。

 

 

「食べ飲み放題3500円だって」

 

 

時間的にも店内はほぼ満席に近く、早くも出来上がってる酔客や団体客で大賑わい。

 

 

最初、カウンター席に通されて店員のお兄ちゃんに食べ飲み放題の旨を告げ、ビールが来たところで半個室のテーブル席が空いたので移動。

 

 

恒例の母の乾杯の音頭から。

 

 

「今日はー免許の更新も無事に終わり、GReeeeNのライブも楽しかったですっ(*´∀`*)♪良い一日でしたっ(*´∀`*)!!

それでは、カンパーイっ( `・∀・´)ノ」

 

 

「カンパーイ!」

 

 

んんーー。

 

 

500円の水よりビールが美味しい。

 

 

「食べ放題メニューってこれ全部なのかな?聞いてみるね」

 

 

全部そうです!

 

 

「全部だって。高い肉から頼もう( ´ー`)」

 

 

「カルビとロースも食べたいっ(*´ω`*)♪」

 

 

「特選黒毛和牛のA5三角カルビと特選ロース二人前。あと厚切り上塩タンと特上サガリ二人前。と、キムチ盛合せ。ホルモンとか鳥とか食べる?」

 

 

「そんな安い肉いらないわっヽ(`Д´#)ノ 」

 

 

気持ちと言いたい事はわかるけど、鳥に非常に失礼である。

 

 

おぉー。

 

 

特選だか特上だかなだけあって、サシいっぱい。

こんなに厚い牛タン、久しぶりに見たな。

 

 

この値段で随分豪華な食べ放題だ。

 

 

と思って眺めながら、喉の渇きが癒えるまでひたすらビールを飲んでいたので、残念な事に肉の証拠画像がありません。

 

 

ごめんなさい。

 

 

「んまっ( ゚д゚ )!!美味しいわっ( ゚д゚ )!!食べなっ(・∀・)!」

 

 

相も変わらず、母のコメントからは美味しさが一切伝わらないのが残念で仕方がない。

 

 

「でもGReeeeNホントに良かったねっ(*´ω`*)♪」

 

 

「うん。予想外に楽しかった。GReeeeNの本も間に合って読み終わって良かったね」

 

 

「うんっ(*´∀`*)!私やっぱりね、ナビちゃんのあの頑張ってきたとことか優しく二人にもちゃんと教えたとことか好きなのっ(*´ω`*)♪」

(この辺りは本読んでないとわかりません)

 

 

と話しながらも、肉はどんどん焼かれどんどん母の胃に収まって行く。

 

 

「んまいっ(๑´ڡ`๑)キムチ辛いけどこのキュウリのやつ美味しいわっ(*´ω`*)」

 

 

焼肉屋のキムチは手作りしてる所も多いので、美味しい店が多いと思う。

 

 

私一人なら、ナムル→キムチ→ユッケジャンスープ→お会計・・・

焼肉屋でNO肉デーもたまにある。

 

 

ちなみに母の言う『キュウリのやつ』は、俗に言うオイキムチ。

 

 

キムチ盛合せは、白菜キムチ・カクテキ・オイキムチと大体決まっている。

 

 

たまーにトマトキムチとか変わり種を出す店もあるけど、最近見ないかな。

 

 

カクテキは角切り大根のキムチの事。

ハングルで『オイ』はキュウリの事で、オイキムチはキュウリのキムチの事。

 

 

にしても。

 

 

確かに、肉ウマい・・・。

 

 

最初とほぼ同じモノを追加オーダー。

 

 

何とか食べ切るところまで行きつつも、二人ともお腹は限界に近い。

 

 

3500円でこれだけ食べたらもういいかぁ。

と言う事で、お会計。

 

 

レジの端末はポンポン単品価格が打ち込まれて行く。

 

 

「(ボソッと)ねぇ、違うんじゃない(´д`)?」

 

 

「だね。」

 

 

「最初に食べ飲みって言ってるはずなんだけど」

 

 

レジ打ってた店長らしきオッサンが、そのオーダーは通ってないと言う。

 

 

しかし、一番最初にオーダー取りに来たお兄ちゃんに確認し、軽いすったもんだの末、食べ飲み放題料金に変更。

 

 

「本来の食べ放題には含まれていないメニューがほとんどなので、こちらとしては非常に難しいのですが、こちらのミスですので今回限りこの価格にさせていただきます・・・」

 

 

もうどちらがそちらでコチラなのか不明だが、ライブの打ち上げ焼肉が、危うく高級ホテルの鉄板焼き級の支払いになる所だった。

 

 

「いえ。伝わったならいいから。ご馳走様。」

 

 

こんな時こそ静かに冷静に。

 

 

陽気なGReeeeNのTシャツ着てるけど。

 

 

店を出て一言。

 

 

「ええ肉じゃったぁー」

 

 

「うんっ(๑´ڡ`๑)☆ええ肉じゃったーっ(๑´ڡ`๑)!

 

 

この出来事は『打ち上げ焼肉・超高級化事件』として、私たちの胸に深く刻まれた。

 

 

 

ええ肉じゃったー・・・。

 

 

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