先日の土曜日、映画を観に行ってきた。
母と。
何の映画って?
聞く?
これです。
『キセキーあの日のソビトー』
母がGReeeeNにハマり始めたのが2016年の1~2月頃。
2016年の夏にはライブにも行った。
そんな事もあった・・・っけ?
という方はこちらの記事をご参照くださいませ。
ここまで母がアーティストにハマるのを初めて見たような気もするが、母の親友のHちゃんがオールCDを持っていて、新リリース版も次々に購入し貸してくれる事も助けになっているのだろう。
おかげで私のiTunesは、だんだんGReeeeNまみれになってきた。
Hちゃん。
いつもありがとう(*´・ω・)❤
で、映画を観に行ってきたのである。
仕事帰りの母と、18時に現地集合という約束で。
前日までにメールでこんなやり取りがあった。
”改札前に迎えに行く?”
”5分前には駅について急いで行くよ”
”じゃあ映画館でチケット買って待ってるね”
”その方がいい。走っていくから。”
私はこのメールで、既に当日の現場の様子が浮かんだ。
そして当日。
昼。
母からのメール。
”お疲れ様^_^
今日、散歩お願いします(*^^*)
暖かいから、三歩で終わらないかも(・・;)
6時に着くように頑張るから、チケット購入お願いします。”
とても三歩どころじゃない花ちゃんとのお散歩を終え、18時。
映画館でチケットを買った、私の2台あるスマホが両方順番に鳴り始めた。
18時をやや過ぎて迷子になった母が、若干パニックを起こしながら電話やらLINEやらで掛けまくってきたのである・・・
「やっと出たぁっ(;´Д`)!!わからないのっ(;´Д`)!!」
(自分がどこにいるかも映画館がどこなのかも、全部わからないって事)
「今どこにいるの?何が見える?」
「GAPの前に着いたっ(;´Д`)!」
「動かないでそこにいてね」
「わがったっ(´;ω;`)!」
迎えに行くって言った時に、素直に聞き入れておけば良いものを・・・
という想定の範囲内の出来事の末、映画鑑賞。
結論。
まったく興味が無かった松坂桃李が、かなり好きになった。
というのが共通の感想。
主人公の菅田将暉を差し置いて。
「JINさんかっこよかったねー!」
「ねー!」
あー。
何て単純なんだろう。
そしてやっぱり。
「お腹空いたねっ(*´ω`*)♪」
「何食べたい?」
「たまに中華食べたーいっ(*´ω`*)♪
あるしょっ!あっち側の高架下のとこらへんにっ(*´ω`*)♪」
既に母が指してるあっち側は高架下側ではなく、オフィス街を指している。
方向感覚、無。
ひとつ思い当たるお店があったので、一応tel。
「今から2人入れますー?」
・・・・・。
「大丈夫だって。近くだから行こう」
外に出て1分ほど歩いた頃。
「ねぇまだ歩くの(´・ω・`)?近くじゃないの(´・ω・`)?」
徒歩5分以内なら私でも『近く』の範囲内だと思うんだけど。
ちょろちょろ歩いて、中華居酒屋にin。
「小籠包食べよっ(・∀・)♪」
「いいよー」
「麻婆豆腐も頼もっ(・∀・)♪」
「いいよー」
「辛くないやつねっ(・∀・)!」
・・・?
麻婆豆腐は少なからず辛いものだと思うんだけど・・・。
麻婆豆腐から豆板醤と甜麺醤と山椒と唐辛子を抜いたら、ただの豆腐のひき肉あんかけ。
それでも何とか麻婆豆腐の形を留める事は知ってるので、一応言ってみる。
「麻婆豆腐を限界まで辛味なしにできる?」
「ど・・・(?)す・・・少しだけ辛味残っちゃうんですけど大丈夫ですか・・・?」
「大丈夫だいじょーぶ。ごめんね。ありがとう」
最初の「ど・・・」が気になったけど、多分どうして、とか、どんな麻婆豆腐だよ!とか言いそうになったんだろうなぁ。
そして再び繰り返す。
「JINさんかっこよかったねー!」
「ねー!」
「やっぱりGReeeeNはいいわっ(*´ω`*)♪」
「んー」
そしてそして。
小籠包が運ばれてきた。
当たり前だけど、熱そう。
湯気立ってるし。
蕎麦屋に入ったら真冬でももり蕎麦しか食べない私は、普通の猫舌の人々以上に超絶熱いものに弱く、猫舌故にラーメンが食べられないレベルの猫舌である。
ちなみにラーメンが嫌いな分けじゃないから、冷やし中華は食べる。
で、湯気立ちのぼる小籠包。
「わぁーいっ(*´∀`*)!熱いうちに食べよっ(*´∀`*)!!」
確かに温かいうちに食べた方が美味しいけど、私の猫舌具合を知った上で「熱いうちにアピール」してるのかと思うと、??となるのも事実である。
そんな母の一口目の感想。
「皮が厚いわぁ(´・ω・`)こりゃいまいちだな(´・ω・`)」
母は、小籠包に関しては大層な事を言うようになってしまった。
手羽先並みに文句をつける。
中華街か台湾以外で食べる小籠包に、これから母は5つ星を付ける日は訪れるのだろうか。
無いだろうな・・・。