「ニケツしよっニケツ(・∀・)!」
私のバイクを預けたまま、ニケツで死を垣間見ながら帰宅した先日。
の話はコチラ→ニケツッ(・∀・)
近いところでの私の周りには、運転免許を持っているが車を持っていないか、そもそも運転免許を持っていない、住基カードかパスポートが『写真付き身分証明証』という強者ばかりである。
しかし、先日の母との初ニケツで命の大切さを改めて認識した私は、あの緊張感と恐怖を味わず自力でバイクを取りに行けないかと、あの手この手を打ってみた。
時間にもう少し余裕があれば、もう少し別の手もあったであろう。
が、ペーパードライバーや無免許者を除く、免許も車も保有している友人は、ことごとく仕事や何かしらで全滅。
徒歩で行くには、バックパッカーの心づもりが必要。
公共交通機関も、かなり不便な立地。
数日前から日常生活に支障が出る程の痛みを感じるようになった、私の歯。
重い腰を上げて約7年ぶりに本格的な歯医者通いを始め、体調も気分も優れないまま一週間を過ごしてしまった。
よって、ニケツ以外の選択肢を失った。
トゥーリング・慣らし運転編
14日の土曜日。
今週は母が土曜も休みだと言うので、マイバイクのお迎え&プチツーリングの為に、再びニケツ発動。
自分1人で走れば10分足らずの距離を、たっぷり30分はかけて走行。
坂道での信号待ちからの発進時、母は危うくエンストしかけた。
あそこでエンストしていれば確実に立ちゴケし、私はどっちに転んでも車に巻き込まれ、何かしら負傷を追っていた事だろう・・・。
というかそもそも、母のバイクは一人でギュンギュン楽しむものであって、人を乗せて2人で楽しめるような形状じゃない。
手首も腰もボロボロ感満載。
このわずか30分程で母も私もかなり消耗したが、どうにか!
何とか!
無事にバイク屋到着。
母のバイクも、チェーン摩耗のため交換する事に。
その作業の為に小一時間の待ち時間。
Newチェーンになった母のバイクと、安全と安心を取り戻した私のバイクとで、いざツーリングへ。
ほい出発!
「お腹空いてきたぁ(´;ω;`)」
・・・・・。
確かにお昼の時間は過ぎてるね・・・。
「ラーメン屋以外の店見つけて、入れそうなところに入ってお昼にしようね」
「わかったっ(*´∀`*)!」
気を取り直して、ほい出発!
おっ。
母が蕎麦屋の駐車場に突っ込んで行った。
看板は大きい蕎麦屋だが、暖簾が・・・
出てない(´ . .̫ . `)
突っ込んだはいいけど、出にくい駐車場である。
「このままそっち抜けて歩道から出た方がいいんじゃない?」
私には道が見える。
私の道が。
この日は山を抜け、市街地を通って帰宅する、というコース予定。
山の入り口付近に入りかけた頃、この辺でコンビニも無くなるだろうなーと思っていると、母は正に現れたコンビニの駐車場に突っ込んでいった。
「ダメだわっ(´;ω;`)
もうこのコンビニで最後だと思うのっ(´;ω;`)!
コンビニで我慢しよっ(´;ω;`)!!」
「隣に蕎麦屋あるから、そこに行くのかと思った」
「( ;∀;)!!
全然気づかなかったっ(;´Д`)!
すごいねっ(*´∀`*)!やったっ(*´∀`*)!
蕎麦にしよっ(*´∀`*)!!」
母は普段、何を見ながら走っているのだろう?
「何にするー(*´ω`*)?」
「んー。
とろろ」
「えっΣ(゚Д゚)!
私もとろろーっΣ(゚Д゚)!」
同じでも別に良いではないか・・・。
私は蕎麦にはうるさい訳ではないが、とても詳しい。
半年間、蕎麦以外食べなかった時期もある程、どこに行っても蕎麦ばかり食べていた事がある。
だからと言って点数付けたりとか野暮なことはしないけど、普通に美味しかった。
しかもなんか、ボリューミーとろろでお腹いっぱい・・・。
隣のコンビニにバイクを置きっぱなしなので、蕎麦屋のおばちゃんに礼を言い、とりあえず外へ。
にしても、暑い・・・。
暑い暑いと騒いだところで涼しくなる訳でもないので、コーヒー買って一服。
黙ってると暑いし、母のお腹も落ち着いたところで、ほい出発!
峠での山中(さんちゅう)、右を見ると一面雪景色。
左を見ると、梅と桜が爛々と咲いている。
毎年の事ながら、この時期の山の中は異様な光景を生み出している。
さっきまで暑くてウダウダしていた私も、山の中のトンネルでは鳥肌君。
寒い・・・。
人間とは、なんて自分勝手な生き物なのだ。
特に私は。
と反省しながら走り続け、あっという間に峠を抜ける。
すると前を走る母が、見るからに挙動不審な動きを見せ、右に寄ったり左に寄ったり。
これはトイレを探してる時の挙動。
右手にトイレ標識を発見した母はウィンカーを上げるも、通り越してしまったので再び左車線へ。
トイレマークしか目に入っていないらしく、左手の『道路情報センター』の駐車場に突っ込んでいく。
「トイレ行きたかったのーっ(`;ω;´)」
わかってたよーっ。
ここからはもう一本道での帰宅なので、途中ガソリン注入して、この日のプチツーリングは終了。
一旦母の家で一休みしていると、母はこの後予定があるらしく、
「ほらっ!!行くよっ(`Д´#)!
早くっ(`Д´#)!
ほらぁっ(`Д´#)!!」
はーい・・・。
「明日は12時ねっ(*´∀`*)♪」
はーい・・・。
ファイヤーiPod急須
15日、日曜日。
我が家は、繁華街からいくつかの総合病院との間にある。
なので、昼夜問わず救急車やパトカーが大騒ぎしながら行き来するのは日常。
今朝も救急車とパトカー、そして消防車が大騒ぎしていた。
大騒ぎだなぁ。何か近いなぁ。
と思っていると、ずいぶん近くまでサイレンが迫ってきて、消えた。
近い、のか?
会長は全く興味関心もない様子なので、眩しさに堪えながら外を覗いてみると、目の前に消防車が。
あらまあ・・・。
と思ってると、目の前の細ーい道路が通行止めになり、消防車は終点が見えない程に連なっており。
窓を開けてると窓が飛んでいきそうな強風で、乾燥も相まって火が出てしまったのだろうか。
にても、ご近所には凄まじく連携の強い町内会に皆様も住んでおられるので、ちょっと心配。
畑仕事に励んでる前歯がひとつも無いじい様83才とか、何かと言い訳がましい70才とか。
この町内会にいる私の友人は皆が後期高齢者なので、心配が無い訳ではない。
が、母との約束の12時が近づいてきてるので、野次馬のように外を眺めてる場合では無い。
あ。
そういえば、先々日の話。
母の親友のHちゃんが、300キロ向こうから母にGReeeeNのアルバム全集なるCDを送ってくれた。
”全部持って行ってコピーする暇ある?”
暇がないとか時間がないとか、私が母に言った事があるだろうか?
その日の夜、母はそのGReeeeN全集をiPodに入れて欲しいと、お散歩中に持ってきた。
Hちゃん、ありがとう(^^♪
無事に取り込み完了しております。
そしてGReeeeNのライブチケットの先行抽選には当選し、7月にライブに行って参ります。
それから数日後、母からまたまたメールが。
”iPOT進んでる?”
iPodがポットになり、急須と化していた。
数年前に母が全部揃えた『聞き流すだけで英語が話せるように!』がキャッチコピーのCD音声もiPodに入れて欲しいと、その夜また来る事に。
”まだGReeeeN終わってないかと思って遠慮してた。”
遠慮・・・(・_・)?
辞書を引いたら
『他人に対して言葉や行動を控えめにすること』
遠慮・・・(・_・)?
まあいいや。
ちなみに、母が送ってくれた『他にも入れて欲しい曲リストのメモ』
・・・・・・。
しかし、謎がひとつ。
こちら。
何をどう探そうにも、ビギンの「小さな変の物語」という曲は、無い。
結局モンゴル800の「小さなこいの歌」だったんだけど、編曲し過ぎ。
んで、先日の初ツーリングの日が世間では『母の日』だったので
この日は母の好物『プロボローネチーズのステーキ(松田聖子)』と、いつものパスタを作っておいた。
「ただいまぁー(*´∀`*)♪」
とやってきた母に、熱で溶かしたプロボローネチーズと、いつものパスタを渡す。
と・・・
「わぁーv(´∀`*v)バルサミコだぁーっv(´∀`*v)♪」
と言っていたのがキッチンからでも微かに聞こえたが、聞こえなかった事にした。
母は恐らくバジルソースだぁーと言いたかったのだろうが、この日のチーズの上のソースもパスタソースも
バルサミコでもなくバジルでもなく、先ほど大急ぎで作った『ジェノベーゼ』だと伝えた所で、恐らくわかるまい・・・。
何を指してバルサミコだと言ったのかは、今となっては知る由もない。
ん?
あれ?
何の話だったかな。
あ、そうそう。
消防車が乱立していた日曜日、強風。
局所的イメチェン術
いつものランチ後、母が
「ギフト券あるから、しいたけも言ってたしイメチェンするっ(*´∀`*)スカート買うっ(*´∀`*)」
しいたけに関してはコチラ→しいたけ占い★
と言うので、ショッピングモールへ。
母は何を買うにしても、買い物上手とは言えない。
日常的に何かを買うという習慣がないので、それが安いのか高いのか。
価格に見合った価値があるのか。
もやしの平均価格もわかってないかもしれないぐらい、買い物をしない。
そんな母が、
「イメチェンするから通勤用のスカート買うっ(*´∀`*)」
と。
イメチェンの心意気は良いと思うけど、ナゼに通勤用衣類から?
毎日欠かす事の出来ない花ちゃんのお散歩用の服を変えるとか(今は『笑うセールスマン』みたいな格好)
普段の家着を変えるとか(今は擦り切れて穴が空きそうな靴下)
チェンジポイントは他にたくさんあるだろうに。
と思うが、今はまあいいや。
「これどぉ(*´∀`*)??半額だよっ(*´∀`*)!!」
・・・。
カカクヤスクより、実用性のあるイイ物買おうね。
何気にカラーコーディネーターやら色彩士やらの資格を持ってる私は、色合せにはうるさい。
自分は色味も味もないような、ジャージやヨガパンツで徘徊するけど。
かれこれ1時間以上をかけて、母の服、入院中のS君の見舞いの品、などなどを購入。
それからカラオケに行き、暑い寒いを繰り返してはクーラーのスイッチを入れては切り、切っては入れを繰り返し。
1時間半のリサイタルを終え、
「どーする?」
「たまに肉食べたいっ(*´∀`*)!
あっ、でも食べてないの私だけかぁ(´・ω・`)」
「いいよ。じゃあ近いし久しぶりに行こうか」
そのホルモン屋にて。
「もし何か食べたいのあればっ・・・(*´∀`*)!!
・・・やめた(´・ω・`)。
私が払うんじゃなかった・・・(´・ω・`)」
大船に乗ったつもりで(*´∀`*)!ぐらいの言葉が出てくるのかと思いきや、真逆を行った。
「でもねっ!イイ娘だねって良く言われるのーっ(*´∀`*)!」
フォロー感ゼロ。
「そのごはん代をいつも出してくれるイイ娘は、どんな仕事してるか知ってるかい?」
「なんかねっ(*´∀`*)!パソコン使って人に話してて、色々出張もある仕事みたいって言ってるよっ(*´∀`*)♪」
これには、会長もブスッとなりました。
ほら。
不機嫌MAXの表情・・・。
しっかし・・・
やっぱりまだ肉を肉らしく、かつ私らしく食べられるほどの歯では無い。
痛いな、歯・・・
歯というより、顎?
顎に優しくという事で、別に注文したもやしナムルを見て、母が呟いた。
「ナムルってさ、食べたい訳じゃないけど・・・
簡単(´・ω・`)?」
ごまとごま油と塩しか使わないけど。
「私でも作れるかな(´・ω・`)?」
ごまとごま油と塩があれば・・・。
作るのかな・・・。
頑張れお母さん(๑•̀ㅂ•́)و✧