BAR

カラオケ・イベント

大人の1人遊び

母がそろそろ美容室に行きたいと騒ぎ出した。

 

 

文字通り、騒ぎ出した。

 

 

「もう後ろとかもすっごい伸びてるし顔の周りもすっごい邪魔なのっ(´;ω;`)!」

 

 

どれどれ。

 

 

んー。

 

 

確かに、首の後ろが2cmくらい伸びたような伸びてないような。

 

 

何にしても、本人が騒ぐ程にはどこも伸びていない。

 

 

が、美容室を予約し、ついでに私も予約。

 

 

私の髪はエンドレスに切らなくても、ただ伸びるだけであって、邪魔なら縛ってしまえばいい。

 

 

夏は頭から汗が吹き出してくるから、頭にタオル巻いてたぐらいだし。

 

 

不思議なくらいまったく気にならない。

 

 

なので不思議なくらい気にする母が美容室に行くついでに、私も行っておこうかな。

 

 

みたいな。

 

 

 

15日の日曜日。

 

 

1人で「バイオハザード」を観て1人で映画館でビクビクした帰りの母と、もう説明もいらないいつものファミレスへ。

 

 

正月ボケでもしたのか、母は日本語を上手く話せなくなっていた。

 

 

言葉のキャッチボールが、すべて暴投。

 

 

「わたしひれかつみぞれ煮和膳っ(*´ω`*)♪」

 

 

そういえば前回も同じのを頼んでたような。

 

 

「気に入ったんだね」

 

 

「気に入ったぁ(*´ω`*)♪」

 

 

ここで美容室の話に戻る。

 

 

「ねぇ明日髪どうしよう(´・ω・`)?」

 

 

毎回聞かれるんだけど、ナゼに私に聞くのだろう?

 

 

でも聞かれるから、私も答えなくてはならない。

 

 

「いつも形同じだから・・・アシンメトリーってわかる?アシメ」

 

 

「アシ・・・(´・ω・`)?」

 

 

「左右非対称っていう意味なんだけど、両サイドの形少し変えてみたら?」

 

 

「非対称だったらそんなのびっこたっこでしょっ(;´Д`)!ヤダみっともないっ(;´Д`)!」

 

 

・・・・・・。

 

 

子どもの散切りじゃないんだから・・・。

 

 

スマホでヘアカタログを見せてみる。

 

 

母も調べる。

 

 

「ホントだっ(´・ω・`)アシンメトリーってあるわ(´・ω・`)」

 

 

母はいつもこうして、ヘアカタログを調べて画面をキャプチャーして美容室に行っている。

 

 

美容師側からしたら、母は私よりも100倍楽な客だろうと思う。

 

 

画面を見せて「こうしたいのっ(*´ω`*)」って言うしね。

 

 

私の場合。

 

 

「どうしますか?こうしたいとかイメージありますか?」

「特にないから任せます」

「・・・。」

 

 

会話終了。

 

 

美容師側にしたら、とても困る客である。

 

 

で、母は結局

 

 

「この子やっぱり可愛いよねっ(*´ω`*)♪明日はコレにしてもらおっ(*´ω`*)♪」

 

 

カットモデルの女の子のビジュアルで、母の髪型は決定した。

 

 

数百円のランチというか場所代?でたっぷり数時間ファミレスにいた後は、1時間半だけカラオケに。

 

 

最近の母の猛特訓曲はコチラ。

 

 

 

 

気持ちばかり先回りして口がついてこないくらい滑舌の悪い母が、こういうテンポの曲を歌おうとする事それ自体を、私は称賛したい。

 

 

上手いとか上手くないとかは置いといて。

 

 

この1年くらいは色んな曲を行ったり来たり、行ったきり戻らなかったり、特訓曲はあちこちに産卵、

じゃなくて、散乱していた。

 

 

その中でも、唯一母なりに『マスターした感』があるらしいのが、結構前にも紹介した事があるマコちゃん。

 

 

はい、マコちゃん。

 

 

 

 

「わたしこの歌はもう完璧なんだっ(*´ω`*)♪ どっかでどうしても歌わなきゃいけない時はこれ歌うようにするからっ(*´ω`*)!」

 

 

「どうしても歌わなきゃって、そんな場面あるかな?」

 

 

あるっ(・∀・)!」

 

 

ある・・・?

 

 

そして飽きもせず、毎回毎回忘れる事なく自分の歌を録音する母。

 

 

その日の夜の花ちゃんのお散歩で、その日の自分の歌を聞く。

 

 

よく耳悪くならないよなーと思うけど、本人は楽しそうだから触れないでおこう。

 

 

で、マコちゃんを歌い終わった後の一言。

 

 

「今終わってから気付いたんだけど、感情入れ忘れたから何かダメだったっ(´;ω;`)!!」

 

 

・・・・・。

 

 

「感情どこに忘れてきた?」

 

 

入れ忘れたっ(´;ω;`)!」

 

 

もう好きにしてほしい。

 

 

カラオケのCMを見てると、ふいに一青窈の『もらい泣き』が流れてきた。

 

 

そこでもまた、母は迷言を放った。

 

 

ええい〜あぁ・・・♪

三日月だめだったから今度これ練習しようかなっ(・∀・)!」

 

 

む・・・?

 

 

ああ。

 

 

2秒で理解。

 

 

絢香の『三日月』と一青窈の『ハナミズキ』を間違えて、一青窈つながりだって事を言いたかったらしい。

 

 

訳すと

「一青窈のハナミズキは練習したけど上手にならなかったから、今度は一青窈のもらい泣きを練習しようかな」

って事。

 

 

『三日月』と『ハナミズキ』

『ミ』と『zu』しか被ってないけど・・・。

 

 

母の脳内では、多分リンクしていたのでしょう。

 

 

疲れますなぁ・・・。

 

 

そして翌日。

 

 

朝5時。

 

我が家のべットにて。

 

 

私とべットを半分ずつ使っている会長が、私の横でうずうず動き出した。

 

 

喉が渇いたのかごはんでも食べるのかと思いきや、ガッツリお休みになられてるではないか。

 

 

そして尻尾をゆらゆら。

 

 

何か夢見てるのかなー

と思いながらも静観を続けてると、次の瞬間。

 

 

壁に向かって飛んでった。

 

 

当然、壁にぶち当たる。

 

当たって、床に叩きつけられる。

 

 

「キャァーゥッ(ΦωΦ;)!」

 

 

・・・。

 

 

「そりゃきゃーぅだよ。どうした?夢で何か捕まえた?」

 

 

「プスンっ(ΦωΦ)!」

 

 

夢の中で何か獲物を見つけ、飛びかかったものの壁にぶち当たり、さらに床に叩きつけられた会長は、朝からご機嫌斜めであった。

 

 

何より、朝から私がびっくりした。

 

 

夜は美容室なので、前日に母から花ちゃんの散歩を頼まれていた。

 

 

「ねぇ(*´ω`*)?明日3歩でいいから花の散歩してくれる(*´ω`*)?」

 

 

「3歩でいいから自分で散歩しておいで」と言う私のネタを、いつの間にか母が流用。

 

 

「いま寒いから、1町回っただけで自分から帰ろうとするからすぐ終わるから(*´ω`*)」

 

 

という事で、陽が沈みかけた夕刻、私は花ちゃんとお散歩へ。

 

 

1町回って帰宅しようとしても、花ちゃんはおウチの前を華麗にスルー。

 

 

1町で終わらないじゃん・・・。

 

 

結局いつも通り、寒空の下に1時間。

 

 

「時間ないからそろそろ帰ろう?帰ってごはん食べよう?」

 

 

私の言葉は、今日も花ちゃんの心には届かない。

 

 

花

 

 

そして、予約時刻ギリギリピッタリに美容室着。

 

 

エレベーター前で母とバッタリ鉢合わせ。

 

 

「よく間に合ったねぇ(´・ω・`) 1町で散歩終わった(´・ω・`)?」

 

 

「いや、いつも通り」

 

 

「あっ(・∀・)!今日あったかいからだわっ(・∀・)♪」

 

 

この母の『お天気理論』を、いつかどこかで正す機会は訪れるのだろうか。

 

 

そして再び、冒頭へ。

 

母は画面を見せて

「こうしたいのっ(*´ω`*)」

 

 

私の場合。

 

 

「どうしますか?こうしたいとかイメージありますか?」

「特にないから任せます」

「・・・。」

 

 

美容室終了後、夜ご飯へ。

 

道路はすっかり凍って、黒光りしてる。

 

 

「転ばないでよっ(*´∀`*)!」

 

 

という母の呪文と同時に私の片足が滑り・・・

 

 

「とぅあーっ(゚∀゚;)!」

 

 

と母に腕を捕まれ、どうにか事無きを得た。

 

 

危なかった。

 

呪文、恐るべし。

 

 

そして何となく焼き鳥気分だったのに、焼き鳥屋は満席で入れず・・・。

 

 

私が時々行くイタリアンバルにin。

 

焼き鳥気分を捨てきれない私は、鳥の炭火焼をオーダー。

 

 

母はピザ1枚を見事に平らげた。

 

 

私たちのオーダーは基本

「自分が頼んだモノは自分で食べる」

 

 

 

私たちというか私と弟はずっとそうしてきたので、自分が頼んだモノは自分のモノ。

 

 

人が頼んだ料理には手を出さないという、分かち合いの精神のカケラもない、ある意味わかりやすい食事ルールを守ってきた。

 

 

ので、私には今でもそれがある。

 

 

「ピザ食べなっ(・∀・)!」

 

 

「いや、鳥あるからいい。

鳥食べるかい?」

 

 

「ピザ食べるからいいっ(*´ω`*)」

 

 

はて。

 

 

今日の本目的は美容室でもピザでもなく、母が「BARに行ってみたい」という一言から始まった。

 

 

BAR.

 

 

私の解釈では。

 

 

酒好きが美味しいお酒をゆっくり嗜みつつ、雰囲気とお酒と静かな会話に酔う「とまり木」

 

 

どう考えても、母とBARがイコールで繋がらない。

 

 

ま、一回行けばわかるか。

 

 

という事で、お腹もいっぱいになったし、Letts BAR!

 

 

シングルモルトが好きな私は、ラフロイグをオーダー。

 

 

母は・・・

 

 

「わたしメニュー見てもう決めたのっ(*´∀`*)!」

 

 

「何?」

 

 

「これっ(*´∀`*)!バナナフォンダンショコラっ(*´∀`*)♪」

 

 

バナナフォンダンショコラ。

バナナフォンダンショコラ・・・。

 

 

写真がないのが残念。

 

 

バナナスムージーみたいなカクテルと、エスプレッソが並んで出てきた。

 

 

メニュー見ると、そのキャチフレーズが「熱い・冷たい・甘い・苦いを一度に再現」

 

 

んー。

 

 

まあ確か、に?

 

 

冷たいカクテルを飲んでからエスプレッソをどうぞ、との事。

 

 

言われた通りに母は飲んでみる。

 

 

あっまーい(*´∀`*)♪

にっがーい(*´∀`*)♪」

 

 

「おいしい?」

 

 

つめたーい(*´∀`*)♪

あっちゅーい(´∀`;)

すごいあちゅーい(´∀`;)

 

 

すっごいあっまーい(*´∀`*)♪」

 

 

全く味が想像できない感想で申し訳ない。

 

 

そんな、母のBARデビューであった。

 

 

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