日本は3月。北海道の3月といえばまだまだ残雪があり、コート無しじゃあ外に出るのは自殺行為に等しい。
そんな3月のある日に、私は母と共にタイへと向かった。
それよりまず、数カ月前までは体重が半分になる程ガッツリ体調を崩していた私が、なぜ今回タイに一緒に行こうと決断したのか。
それは、、、
「なんか楽しそうだったから」。
というのも無きにしも在らず。
けど、この辺りで心も身体も切り替えないと、リアルに命が危ないんじゃないかと思ったから。
そのくらい消耗して憔悴してた。今振り返ってみても、記憶が飛び飛びで空白の半年だったような。
そんな感じで、
行ったらきっと楽しいだろうし復活もするだろう!と、タイ渡航を決意。
決意したはいいけど、ちょっとデリケートな問題で渡航手続きには多大なる時間と労力を使った。
ま、後々語るとして。
出発当日。
母の緻密で穴だらけの時間の逆算により、am10:20にタクシーで駅へと向かう。←(※1.別で詳細を)
この頃ドハマりしていたスタバのグランデ(一番大きいサイズ)を買い、am11:20発の電車で空港へと向かった。
出発地の新千歳空港でサンドイッチを食べて、軽く腹ごなし。
さてさて。出発すると、ここからは成田で一旦乗り継いで計10時間のフライト。
ヘビーを通り越してベビーかキャンディーか何だかわからないの愛煙家の私にとっては、寝るか寝るかの1択しかないフライト時間。だって、10時間て・・・。
腹ごなしに食べたサンドイッチが消化し始めた頃、機内食。
定番の
「Beef or chicken?」
「ビーフ!」
そんなにお腹も空いてないのに、しかも胃が小さくなってて食べれりゃしないのに、なぜか完食。
するとどうなる?
そう。
お腹を壊す・・・
お尻が痛くなってきてタバコの我慢も限界をとうに超え、お腹だけはすっきりした現地時間pm10:35、バンコク着。
あ、そもそもこのタイ行きの目的は、「タイ式マッサージを習得して帰国すること」。
事前に色々と調べて連絡を取って、タイでは国王に認定されてる資格を持った先生が運営してるマッサージスクールに通うための渡航。
で、その先生が空港まで迎えに来てくれるとの有り難い申し出に甘えて、空港で打ち合わせてた目印を持った先生を探す。
探す。
探す・・・。
先生!
ドゥサディー先生!
どこですかーっ(`;ω;´)!?
2時間探し歩いて待ってみたけど、見当たらない。携帯電話も繋がらない。
このままじゃ空港難民になってしまう。
疲れきって諦めた私たちは、空港のツアーデスクの兄ちゃんに近くのホテルを取ってもらい、まさかの1600バーツ。初日からムダな出費・・・。
日付が変わったam2:00、何とかぼったくりホテルのベッドに辿り着き、親子の会話もほとんど無いままに崩れ落ちるように眠りの森の中へ。
疲労困憊、前途多難。
大丈夫か・・・?