大変ご無沙汰しておりました。
私事ではありますが、何だか壮大な引越をしていました。
この街で暮らし始めて早14年。
そして、14回目の引越。
一年に一回引っ越してる計算になるけど、実際はそうじゃなく。
長くても2年の契約更新時に解約→転居の部屋もあれば、諸々の事情により最短で2か月で出た部屋もあったり。
注)追い出された訳じゃなく・・・
そんな中でも、先月まで住んでた旧会長邸は最長。
どのくらい最長かというと、3年8か月。
会長を迎え入れるために借りた部屋みたいなもので、実際に訪れた人は口々に言った。
「ひめのモノの方が多いね・・・」
若干生後2ヶ月で迎えた会長も3歳になり(もうすぐ4歳)、身体も態度も度胸も大きくなり、年々真夏の室内の温度は上がっていき・・・
引っ越しました。
会長、人生初の
いや。
猫生初のお引っ越し。
お引っ越しは慣れてるから良いとしても、荷造りが大変。
ダンボールを組み立てる。
↓
会長が中に入る。
↓
抱き上げて出来るだけ遠くに安置。
↓
荷物を詰める。
↓
会長再びダンボールにin
↓
抱き上げて出来るだけ・・・
Nooooooo!!
エンドレスLoooooP!!
進まぬ・・・
それでも総計100以上に及ぶダンボールをほぼ1人で片付け、服から靴から食器から、「今すぐは使わない物」は全て処分した。
それより何より、千冊以上の本を処分した。
スッキリ( ̄ー ̄)
そして引っ越し当日。
am8時。
業者の作業代金を限界のさらに限界まで値切り交渉したため、作業員は3人。
作業が全て終了したのは
・・・
・・・
19時半。
スタート時3人だった作業員は、知らぬ間にあちこちから応援が駆けつけ、倍以上の8人の兄ちゃん達がいた。
荷受けのために新居で待っていると、
「すいませーん!コレどこ置いたらいいっすかー?」
「そっち!」
「すいませーん!コレ・・」
「それ何っ!?」
「すいませーん!」
「とりあえず置いといて!」
荷物を積み込んだ時に指示した内容は、応援部隊には当然伝わらない。
にしても、隊長的な人はいないものかと。
なぜ私が全指揮を取らなければならないのか。
1ヶ月に渡って重量級の肉体労働を続けてきた私の身体は、そろそろ限界を迎えていた。
ビールを飲んでも気持ち悪くなるくらい。
そんな怒涛の引越しから1ヶ月が経ち、最初は震えて怯えて会長らしからぬ落ち着きなさを見せていた会長も、ようやく自分の家だと理解して頂けた様子。
ちなみに、リビングには会長専用のイスも用意した。
何より、母と花ちゃんが喜んでいる。
「近くなったぁー(・∀・)!
走ってでも往復できるもんっ(・∀・)!」
何のために走るのかさっぱり謎だが。
普通に歩いて来ればいいのに。
そして新居はペット可のマンションなので、犬がうじゃうじゃいる。
花ちゃんはそりゃもう大喜びである。
そうそう。
先日、母は美容室に行ってきた。らしい。
時間がギリギリで急いでいた所、スマホを落として、しかも急いでいたがために落としたスマホを自分で更に蹴っ飛ばしたとか。
で。
私が貼ってあげていた液晶保護フィルムが、まさに液晶を保護してヒビまみれになっていた。
で。
「落として蹴っ飛ばしたらヒビ入ったの(´;ω;`)」
本体が無事で良かったじゃないか。
「だから新しいのに貼り替えてっ(・∀・)♪」
・・・。
保護フィルム屋じゃあるまいし、張り替える以前に買わなきゃ無いでしょうに。
その保護フィルムが届いたよーと母に連絡すると、
”今日の夜は部屋にいる?
散歩の時に寄るから携帯の画面貼り替えてもらえる?”
”いいよ。”
”お願いします。
ついでに私のご飯もお願いします(*^^*)”
どっちがついでだ?
私は母のスマホの画面を保護し、母をも保護する。